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排出規制より大切なこと
新聞発表によると、京都議定書を「達成できる」との政府の発表だが、この中には排出枠の購入も含まれている。排出枠の購入とは、議定書の枠内で排出量が基準より少ない国の基準値を下回っている分の一部をお金で買い取ることだ。緑豊かな国は議定書の基準以下の数値であり、CO2排出が少なく、購入してもらえれば、それで国も豊かになる。しかし、これは何かおかしい。自分の国が出すCO2の排出量の一部を他の国にお金を払って免除してもらっているだけではないか。
地球の温暖化問題で忘れ去られようとしていることがある。それは、世界が協力してCO2の排出量を減らそうという取り組みだけでは足りないということだ。現に異常気象が現れつつある。地球が熱を出して苦しんでいるのだ。1900年代から急激に地球の温度を人為的に上げてきたのは先進国の責任だ。先進国は子供のいじめにたとえるならば、地球をいじめるいじめっ子たちだ。今その先進国は、「もういじめはやめた方がいい。」「少しずつなかよくしよう。」とするだけだ。その子供が傷ついていることはどうするのだ。すでに排出したCO2は地球にとって大きな傷だ。これから排出予定のCO2を規制するだけでは足りないのだ。すでに排出したCO2をどうにかして1900年代の元の状況にまで減らすことの方がもっと重要だと思う。過去の傷を一つずつ元の状態近くに戻す努力なしに、子供たちに明るい未来はない。
CO2の排出規制と同時に、自然界の過剰CO2の回収を行うことが大切である。これも世界の先進国が協力し合って早急に取り組むべき課題である。
先日TVのコマーシャルで、どこかの企業がそれに近いことを取り組んでいることを知った。「ちかいこと」というのは、その企業が排出する一部のCO2を処理するということであって、これはCO2の排出を減らす取り組みに過ぎないからだ。しかし、自然界の過剰CO2の回収が不可能なことではないことを示していると言える。
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